RYUとUROについて
琉球大学理学部植物標本室 (RYU) と教育学部植物標本室 (URO)
本データベースは、琉球大学に設置されている2つの植物標本室の情報を統合したものであり、一括して検索が可能です。琉球大学には、Index Herbariorumに登録されている植物標本室が理学部 (RYU: 約60,000点) と教育学部 (URO: 約20,000点) にそれぞれ設けられており、合わせて約80,000点のさく葉標本が収蔵されています。データベース中のアクロニムはそれぞれ収蔵されている標本室を示しています。
・琉球大学理学部植物標本室 (RYU)
理学部生物学教室内に設置されていたUROが教育学部へ移設後にアクロニムが変更され、理学部に設置されていた植物標本室のアクロニムはRYUと変更された。しかしながらこの変更がしばらくの間、Index herbariorumに掲載されなかったために、移設後しばらくの間RYU収蔵の標本がUROに収蔵されていると論文に引用されていることもあるので注意されたい。標本室設置後は、歴代の理学部生物学科教授らがキュレーションにあたり、1972年から1975年の間鹿児島大学を退職後琉球大学に赴任していた初島住彦教授が担当した。その後、島袋敬一教授、宮城康一講師らが1991年まで、横田昌嗣教授が2021年まで担当し、現在は傳田哲郎教授がキュレーションにあたっている。収蔵標本は、主に宮城康一コレクション(約10,000点)、古瀬義コレクション(約5,000点)、初島住彦コレクション(約4,400点)、島袋敬一シダ植物コレクション(約3,900点)から成る。約60,000点のコレクションのうち半数以上が琉球列島産の標本から構成される。
・琉球大学教育学部植物標本室 (URO)
1954年に理学部生物学教室に設置されたのち、数年後には教育学部理科教育教室内に移設された。アクロニムはUniversity of the Ryukyus, Okinawaの頭文字をとったもので、教育学部に移設後は、1991年まで新納義馬教授が、その後2013年まで立石庸一教授が、現在は齊藤由紀子准教授がキュレーションにあたっている。収蔵標本は主に、立石庸一コレクション(約4,600点)や新城和治コレクション(約4,500点)で、日本-アジア産のマメ科植物(約3,000点)や琉球列島産(約10,000点)が中心である。UROに関して詳しく知りたい方は、立石・齊藤 (2014) を確認されたい。
文献
立石庸一・齊藤由紀子, 2014. 琉球大学教育学部植物標本室 (URO). 琉球大学教育学部紀要 (85): 75-82.